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副教科(音楽・技術家庭・体育・美術)の正しい勉強法を教えてください

(元中学校教師ケイ先生がお答えします)

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今日は副教科の勉強方法について解説します。音楽・技術家庭・体育・美術の4教科を副教科と言いますが、とうやって勉強したらいいのかが分からない、という質問が多いので、どうやって勉強していけばいいのかをまとめた説明になります。そもそも副教科は大事なのかという話なのですが、これめちゃくちゃ大事ですよ。これ、なんで大事かというと、学校によってもしかしたら違うこともあるんですけど、多くの学校が5教科に比べてテストの数を少なく設定しています。

たとえば第一回テストは5教科のみ。第二回テストは副教科も入れた9教科という学校が多いです。もちろん中には毎回毎回、副教科がある学校もあるんですけど、ほとんどの学校は少ないですね。少ないと、何で大事かというと、一回のテストがダイレクトに通知表に反映されるんです。5教科だったら2回の(テストの)合計で通知表が決まるんですが、副教科は一回のテストで全部通知表が決まってしまうので、そういった意味でかなり大事だよと言えます。副教科の特徴なんですが、5教科に比べて先生の傾向が出やすいです。どういうことかというと、5教科というのは結構、ワークの問題をそのまま持って来ている場合が多いですが、副教科というのはそもそもワーク自体が少ないです。5教科なら本屋さんに行けば、色んなワークを売っているので色んな問題を見つけやすいです。そういったものを参考に(問題を)出せるので、けっこう似たような問題が多いです。だからどの学校で5教科を受けてもけっこう似たような問題が多いです。ただ、副教科はそういったワークはないので、学校の授業とか学校で使っているワークとかを参考に問題を作ります。つまり5教科に比べて先生のテストの傾向が凄く出やすいですね。だから普段どういう感じでテストが出題されているのか、これを勉強することが大事です。

では具体的な勉強方法は何かというと、非常にシンプルです。まずは、前回のテストを見直してください。たとえば美術を見直した結果、美術はプリントからよく出ているよ、というのがちゃんと分かります。よく見ていけばどこから出るかというのが分かるので、まずはそれをチェックします。そしてプリントから問題がたくさん出ているのであれば、プリントをしっかり覚えると。技術家庭も同じように探していくと、ノートからたくさん出ているということが分かれば、今度はノートをしっかり勉強していけばいいんです。本当に他の教科に比べて、テストの傾向は先生が出しやすい所か出すという傾向が非常に強いのが副教科なので、こういった勉強を一度取り入れてください。ワーク、プリント、ノートからあまり出ていない場合は教科書から出している場合があるので、これはもちろん教科書をチェックするのがいいかと思います。

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