ゼロからの高校受験!専門家が徹底解説!

中学生の親なら必ず知っておくべきことをまとめました。個別学習塾か集団学習塾か?そもそも塾は入るべきか?入塾するならタイミングは?学校の内申書の仕組みは?効果のある受験勉強法は?そもそも塾って効果あるの?など・・

高校受験の本試験は中間や期末テストと何が違うのですか?

(無料学習サイトeboard がお答えします)

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(2分59秒~9分31秒)




<内容>

それでは具体的に、この本試験と内申点、これどうやって点数取ったらいいか、どういうものかと言うと、まず本試験のほう。これは皆イメージする普通の入試だと思います。決められた日に決められた高校に行って、紙の試験を解くわけね。基本的には、国語・数学・理科・社会・英語の5教科になってきます。でも学校によっては小論文や面接があったりすると。でも基本は5教科です。そう言うと、期末テストや学年末テストみたいなイメージかなと思うんやけど、全然違います。もちろん当たり前なんやけど、高校入試、中学校でどれくらい勉強してきましたかと聞くテストなので、テスト範囲は中学校1,2,3年生全範囲です。これを各教科50分で解いていくことになります。なので定期テストとは量や範囲が全然違うよね。そして出される問題というのも全く違ってくる。これもちょっと見ながら説明していこうか。たとえば国語。国語の高校入試の問題の特徴って、都道府県によって大問がけっこう違ったりするね。この島根県の入試では大問1に放送についての問題、国語で放送についての問題があります。 英語のリスニングみたいに日本語の内容を聴いて答える問題があるよね。こういうのが最初にある都道府県もあれば、この島根県では文章の中に漢字の問題が出てきてるんやけど、漢字が最初にバーッと集まってる、漢字の出題が多い都道府県とかもあったりします。けっこう都道府県によって出題の内容が違うのが、この国語の公立入試の特徴です。

そしてもう一つ、見てもらったら分かるとおり、この文て初めて見る文なわけね。初めて見るこれだけ長い文を自分で読んで解いていかないといけないんです。これはどこの都道府県でもそうだけど、基本的な読解力というのが必要になってきます。文章を読み解く力です。そして次、数学やねんけど、数学は大きく都道府県によって構成は変わりません。この大問1で基礎的な計算や基礎的な図形だったり、あとは関数の問題が出て来ます。ちょっとこれ計算しなさいという問題ね。そしてちょっとした方程式の問題があったり、これ統計の問題です。とか、角度を求める問題。でもそんなに応用問題ではないわけね。だいたい問が10個くらいこの大問一つ目であります。そしてほとんどの都道府県がこの大問1で40点分ぐらいあるんです。なので数学と言うのは基礎の計算とか基礎的な部分で点数の半分くらい取ることが出来るわけね。ちょっと数学苦手な人はここの部分は必ず解けるようにはしといて欲しいところです。

そしてこの大問2からはそれぞれの分野ごとの出題になってきます。たとえばこれは点が動く問題で速さと、そしてここからは図形の問題にもなってきているわけやね。そしてこの大問3はサイコロが出てきました。確率についての問題です。そしてこれは規則性の問題やね。そして今度、大問4にいくと、これは関数の問題になってきてます。図と関数の問題が続いてますよと。大問5は今度は図形の問題になってきてます。証明とかも出てきてるわけです。これもまた50分間で解かないといけません。

それでは続いて理科・社会を合わせて見ていきたいんやけど、この理科・社会が定期テストと一番違うところは暗記だけじゃ取れないということなんです。定期テストの場合、先生によるとは思うんやけど、理科・社会、けっこう覚えておけば取れる、問題集やっとけば取れるみたいにしてくれる先生、多いと思います。でも、理科・社会の問題、たとえば理科、実験の問題になってるね。基本的に理科は実験の問題になってきます。あとは、こういった表の読み取りのような問題ね。こういうふうに覚えていてもしっかり理解して、自分で考えてやらないと解けない問題がけっこう多いんです。ちょっと社会も見ておこうか。これもそんな感じやね。なんか覚えておきなさい、というよりも読み取る問題というのがけっこう多いわけやね。グラフを見て自分で考える問題です。これ学校の問題集の中でもそういった入試向けのページみたいなのがあって、考えるところあると思うので、そういったところちょっと意識して取り組むようにしましょう。

最後、英語です。この英語の入試、公立高校入試が定期テストと一番違うところは、量が多いんやね。分もそうやし、問題も多いし、まず最初リスニングってとこは多いと思うんやけど、これはそんなに先生が定期テストで出してくれるリスニングとは大きく変わらないと思います。多少、内容が難しくなったりはするけどね。そしてこの大問2からが本文というか、問題になっていくわけやねんけど、これは資料を読み取る問題になるし、これけっこう今はまだ珍しいパターンです。資料を読み取る問題で。問2、これは会話文の穴埋めについての問題ね。これは他の都道府県でも多いと思います。そしてこっからが長文です。これはスピーチについての長文やね。長いね。これを読んで、これを自分で読んで、これも国語と一緒でもちろん全く見たことのない長文です。自分で最初っから読んで、けっこう難しい単語あるね、opinionとかsolveとか、こういった難しい単語もクリアしながら読んで、問題を解いていくと。なのでこの入試に向けた対策というのが必要になってきます。こういうふうに本試験というのは、紙のテスト、ペーパーテストになるわけやけど、定期テスト、学校でやっている中間テストとか期末テストとは大きく違うので、それに向けての対策、受験勉強というのがやっぱり必要になってくるんです。

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